道路は生活の場 伊藤

1955年ごろでは、非幹線道路では子どもが道で遊んでいる姿はよく見られたそう。そういった写真を色々見たいのだけど、やっぱり無い。レトロな商店街のイメージとかで探したほうが見つかるのかも。ほんとに見たいのはその商店街から何筋か入った生活道路の雰囲気ではあるけど。chatGPTに聞いてみると、自動車が溢れ出す前の道路は、

• 子どもたちは道路で遊び、大人は井戸端会議をし、物売りが通りを歩く。

• 市場が立つことも多く、「道路=公共の広場」の性格が強かった。

• 道路は「人のための空間」であり、移動手段の速度や効率よりも、人間の営みに寄り添っていたのです。

とあった。道路には生活の場としての性質が強くあったみたい。今の住宅地の道路は、朝夕の通勤通学時間以外はほとんど人の気配が無い殺伐とした雰囲気を感じるのは、道は自動車を通すための場所でありうっかり轢かれないよう用がなければ出ないほうがいい場所、になっているからだと考えがはっきりしてきた。車を悪者として考えて道路について考えてきたけど、車をどうこうしただけでは生活の場としての道路は復活できないのではないか、とも思える。