水の電気分解 伊藤

水の電気分解する装置を、水電解装置と呼ぶそうです。高効率で大規模な水電解装置はまだまだ開発途上だそうで、 国内では福島県浪江町に大規模な施設があるようです。 発電に利用するための水素を電気を使って製造するというのは、あれっと思う部分があるかもしれないけれど、 そもそも発電機で発電された電気はその瞬間に使わなければ無駄になってしまうので、 太陽光発電などで供給過多な時に余剰分で水素を作れ、 その水素は長期間貯めておくことが可能というのが素晴らしいです。これとは全く別で、電気を使わず、太陽光から直接水素を作ることもできるようで、人工光合成というようです。 世界初の実証実験に成功したのは、日本だそうです。 いちいち太陽光から電気、電気から水素、と、まどろっこしく無いのが魅力ですが、エネルギー変換効率は 1%程度だそうで、これもまだまだ始まったばかりみたいです。