水素を電池代わり 伊藤 

水素を電池代わりに使う時どんな問題があるのか、調べてみました。水素を保存しておいたり、都市ガスみたいにインフラとして各戸に送る時にどんな問題があるのか。気体体積の大きさ、液化するための融点の低さ、容器を水素脆化させてしまう、といった問題があるようです。水素は原子番号の最初なので、重量の割にかさばるのは中学校の理科でわかっているような気がします。同体積の都市ガスに対して水素のエネルギー量は1/3だそうで、タンク容量が限られる場合では可能なかぎり高圧にしたくなるようです。燃料電池車MIRAIの場合70MPaということで、車のタイヤ空気圧が0.2MPA、ママチャリで0.3MPa、誠工業の工場内圧縮空気は0.7MPa。プロパンガスのボンベは20℃の状況で0.8MPa、40℃では1.3MPaまで上がるようです。航続距離を確保するためMIRAIタンクはこれぐらい高圧を要求するということになります。タンクの材質は金属ではなくCFRP等の樹脂を何層か重ねた物だそうです。