波長とエネルギー 伊藤

いろいろ調べていると、総務省のホームページで、電波の大きさは波の大きさに相当する、という表記がありました。 同じ周波数の電磁波にも強さはいろいろあると言うことになります。波長が短いほどエネルギーが高い、と言うのはどういうことでしょうか? 音の場合だと、低い音の方がエネルギーが大きいイメージがあります。ギターアンプよりベースアンプの方が出力はだいたい大きいです。 ただ、人間の可聴域は人間の声に強くフォーカスされていてそんなに広いわけでないし、 その可聴域の中でもフラットな特性を持っているわけではないことを考慮すると、 人間の耳には低音は小さめに聴こえてしまうから、 他の音域にひけを取らないように鳴らそうと思うと大出力になってしまう、というだけの事かも知れません。単純にスピーカーのコーン紙を同じ大きさに揺らす場合、20Hzと20kHzでは1秒間に20回と2万回、時間あたりの仕事量が1000倍差になります。となると周波数の桁が上がれば、エネルギーも桁が上がっていくのは当然のような気もします。