蓄電池の種類 伊藤

一回の放電で終わってしまう電池を一次電池、放電と充電を繰り返せる電池を二次電池というらしいです。二次電池の種類は色々ありますが、電圧は使われる物質から得られる電位差みたいなもので決まるようです。登場した順で並べると、

鉛蓄電池 2V

ニカド電池 ニッケル、カドミウムを使用。1960年代から普及。1.2V

ニッケル水素電池 有害なカドミウムを排した改善。1.2V

リチウムイオン電池 1990年ぐらいから 3.7ボルト

同体積でのエネルギー密度は、登場順で高くなっているそうです。

鉛蓄電池は昔から車のバッテリーに使われています。車の電気系統は12Vなので、単品で2Vの鉛蓄電池が6個繋がって1パッケージになった物がエンジンルームに入っているはずです。ニッケル水素は充電池で流行ったエネループ、ハイブリッド車の駆動用でも使われているそうです。リチウムイオンはスマホや家庭用蓄電池、ハイブリッド車やEVの駆動用、生活のあらゆる所で使われているようです。ハイブリッドやEVの駆動用となるとかなり高電圧になるはずなので、パッケージ内でリチウムイオン電池が無数に直列繋ぎされているのが想像されます。