過去最高の下落と上げ 伊藤

8月5日に日経平均が過去最高の下落で、翌8月6日は過去最高の上げ幅。下落が4400円、上げが3200円なので、1200円の下落。5日の下落は、アメリカの景気が後退しそうな気配と、利下げ予定のアメリカ・利上げ予定の日本からの円高の動きがあり、日本企業の業績悪化を予測した海外の投資家たちが一気に日本株を売ったため下落が始まり、そこから続く連鎖的な売りの一つとして、信用取引といって元手無しで株取引をできる仕組みがあって、その人の場合持ち株自体が借金の担保であり、その持ち株が下落した場合に追加保証金を支払う必要があり、その資金が無ければ(資金があればそもそも信用取引をしていないと思う)持ち株を売って追加保証金に充てることになるみたいで、信用取引って怖すぎる。リーマンショック、コロナショックは明確な事件が発端で下落が起きているけど、今回の下落には事件と呼べるほどの発端は無さそう。乱高下している株は、投機的な投資対象として日々レートが動くものなら何でも構わない、みたいなものに見えてくる。