道 伊藤

道っていう単語からポンっと浮かんでくるのは、アスファルトの幅が数メートルある車の道。一車線だったり二車線だったり。「車の道」車っていうのは、たいがい4輪の自動車の事。動力は内燃機関のエンジンだったり、電池で動くモーターだったり。道は車のために作られていて、そこを車以外の物・者が通るとき、車に轢かれないように気をつけなければいけない。道路交通法にはおそらくそうは書かれてないだろうけれど、そういうふうに感じる。道の主役は車。いつからそうなったのか。車が普及する以前は、道の主役は車ではなかったはずで、その頃の道はどんな雰囲気だったのか。他にもいろんな道のあり方を考えてみて、当たり前と思っている道のイメージに揺さぶりをかけて、新しい道のイメージが出てきたら面白そうだと思う。