都市ガス 伊藤

水素以外の可燃性の気体は、 どんなものがあってどのように取り扱いしているでしょうか。まずは都市ガス。成分はメタンCH4で、大気より軽い。融点は−162℃。液化させた物をLNGと呼び、気体と比べると体積が600分の1になるそうです。海外からタンカーで運んでくる時はLNGの状態で、保存もLNGの状態ですが−162℃以下を保つのはある程度難があるようで、ゆっくり気化してしまうのは避けられないようです。適度に気化して安全のため匂いをつけて、ガス管を通って各戸まで届きます。資源として地中から産出されますが、牛のゲップの主成分としても有名かもしれません。メタンは二酸化炭素の25倍の地球温室効果があると言われていて、食肉用の牛のゲップが環境破壊だと言われていますが、何か牛に申し訳ないと感じます。