電磁波の波の高さ 伊藤 

波長の短い(=周波数が高い)電磁波はエネルギーが高い、という情報はインターネット検索するとたくさん出てきます。波つながりの音波の場合、エネルギーが高い=でかい音と言うことになると思いますが、波長が一定(=同じ高さの音)でもいろんな音の大きさが存在します。 音波をグラフィカルに表示した時、波長(=周波数)は1秒間の波の数。音の大きさは波の高さになります。電磁波の波の高さはどうなっているのでしょうか? 波長が短いとエネルギーは高い、というのが単純に成り立つとすると、どんな電磁波も波の高さは一定ということになってしまいます。反論的な情報としては、 送電線の周りの電磁波の強さは、電線に流れている電流(電圧ではない)の大きさ比例する、というのが電力会社のホームページによく載っています。 やっぱり電磁波にも波の高さがありそうじゃん、と言うことになります。別で、電磁波を光子という小さなエネルギーの粒子ととらえる概念もあるそうで、この場合粒子の密度がエネルギーの大きさとなりそうな気がします。中学や高校の教科書ぐらいに載ってそうな気もするのですが。