MOF 伊藤

水素吸蔵合金について前に色々調べましたが、他に水素を吸蔵できる物でMOF金属有機構造体というのがあるようです。金属と有機物とを混ぜてできる多孔質の物質だそうで、孔の大きさが均一に、しかも作り方で孔の大きさがコントロールできるようです。たくさん吸蔵するためには、表面積が大きくなる多孔質な物質が有力で、MOFでは分子レベルの均一な多孔表面が作りだせる、ということなのかと思います。任意のおおきさの穴が均一に作れると、穴を通れる小さい分子と通れない大きい分子に分けるフィルターなんかにも役立つようです。フィルム状にできるということでしょうか?水素の吸蔵用として、超高圧・超低温にせずともたくさん吸蔵できる可能性があるようです。実際どれぐらいの吸蔵量が実現できているのか、気になるところです。形態もどのようなのか、気になります。スポンジみたいな塊なのか、粉末なのか、フィルム状なのか。