先入観は恐ろしい。
おはようございます! 誠工業の池田です。
前回のブログで日本酒に対する先入観が間違っていた事を書きましたが
実は仕事でもあったのです。本来ならこちらの方が重要な話です。
今、弊社ではマシニング加工技術の研究を2名の社員にやってもらっています。
樹脂加工は25年以上前からやっていて金属の加工も6年ほど前から始めていて
弊社で作る冶具部品などは、ほとんど内製で作ることが出来る様になっています。

そこで、せっかく金属加工が出来るので、
新たな分野で「部品加工もやっていこう」と思い、少しですが仕事を頂いて
製作をしていました。しかし、やはりそれほど甘くありませんね。
内製の冶具部品は加工したものがそのまま商品になる訳では無かったので
気が付かなかったのですが加工したその物を商品として御客様に渡すという事は
高い精度で、速く、美しく作らなければいけないのです。
その要求の高さは、冶具の仕上レベルとはかけ離れた高い所にあります。
それと、金属の種類によっての違いがこれほど大きいと知り、
加工に対する先入観が甘かった事が良く分かりました。
分かった上で加工についてもう一度ゼロから勉強しようと思い研究を始めたのです。
すると、色々な事が出て来ます。知らない事だらけで本当に目から鱗状態です。
「この材料でこの形状の加工をこの仕上がりでこの時間内に」
と、目標がはっきりしているのでただ突き進むのみです。
もう少し時間が掛かると思いますが、急ぎすぎて中途半端にならない様に
一つ一つ深く研究してほしいと思っています。

大変難しい事だとは分かっていますが、必ず努力の実を結びましょう!
かいた汗の分はきっと実になります!
では又、