誠のつぶやき ~其の十九

おはようございます! 誠工業の池田です。

私は気の小さい人間で昔から「自分は人より

劣っている」と思っていました。

だから精一杯無理して頑張って背伸びして

やっと人並みに近づけてこれたと思います。

はたから見ると「何を必死になってるの?」と

思われていたのでしょうが、そうしていないと

自分を保つ事が出来なかったのです。

それこそ、「寝る間も惜しんで」どころか

食事の時間も惜しんで仕事をして、辛い事や

怒り心頭になる事も沢山ありましたし

犠牲にした事も沢山ありました。

よく、作業場のお手製の椅子を蹴飛ばして

壊しては悔やみながら修理してを何度も

繰り返していた事を思い出します。

では、嫌だったかと言えばそうでは無くて

「俺って頑張ってる!」と言う感覚が

楽しくてしょうがなかったのです。

思い返せば20~30代の頃は今までで一番

充実して幸せな期間でした。

今の私には到底できない生活ですが

当時の思い出は最高の酒の肴になっています。

あんなに楽しい仕事はもう今の若者には

出来ないのでしょうか?時代が違うので

止む負えないのでしょうか?

私には何だか可哀そうに思います。

今宵も思い出し笑いをしながら

旨い酒を呑みますよ!

では又、