電磁波 伊藤

FMラジオとシンセサイザーがどうつながりがあるか知りませんが、子供と科学館に行った時に電磁波について展示物があって、そこで光は電磁波の仲間であるとわかりました。音は空気の気圧変化が波状に伝わっていくイメージですが、電磁波は磁界の変化が波状に伝わっていくイメージで、耳で直接聴く事は出来ません。送電線には60Hzの交流が流れていて、電線の近くは60Hzの電磁波が発生しています。音の60Hzであれば、低音として聴き取れますが、空気が振動しているわけではないので耳には聴こえません。しかし電磁波の周波数をどんどん上げていくと、目で感じる事ができるようになる、これが光の正体という事です。人間が光として感じる電磁波はごく限られた周波数帯で、それより低い周波数にはラジオやテレビの電波があったり、電子レンジなんかもあったり、逆に可視光線より周波数の高い方は紫外線、X線など細胞にダメージを与える感じになっていくようです。